「受け口(反対咬合)」とは、下の歯が上の歯より前に突出している状態を指します。「歯槽性」と呼ばれる歯に問題がある場合と、「骨格性」と呼ばれる下顎の発達が著しいなど骨格に問題がある場合が考えられます。
下顎は思春期に発達する特性を持つため、成長期での矯正治療を受けられると、外科的手術を避けられる可能性があります。受け口(反対咬合)は、下顎への負担が大きく、下顎の可動性も低下してしまいます。その結果、顎関節症の原因となる場合もあります。
受け口(反対咬合)の多くは、遺伝的な要因が強いと言われています。下顎が発達した人や、上顎の発達が不足した人にみられ、上顎より下顎が前方に突出してしまいます。さらに、噛み合わせが悪いため、上の歯が真っすぐ生えないなど歯列全体への影響も考えられます。受け口(反対咬合)は、食事が食べにくいことに加えて、下顎への負担が大きいため顎関節症による痛みを生じる可能性もあります。
「受け口(反対咬合)」は、軽度の場合はインビザラインの適応となります。しかし、抜歯が必要なケースや、歯が小さくてインビザラインを被せる面積が小さい場合は、難易度が上がります。軽度な状態で治療を始めるためには、成長期から治療を開始することが大切となります。


| 治療期間 | 2年 |
|---|---|
| 治療内容 | 下顎左右8Ext(親知らず抜歯)、上顎左右4Ext(4番目の歯を抜歯)、 BSSRO ope(両側下顎枝矢状分割術)、メタルブラケット、MFTトレーニング(5m)後にremove |
| 費用 | なし(保険) |
| 副作用・リスク | 痛み、虫歯、歯周病 計画通りに進めるために、アライナー(マウスピース)の装着時間を確保する必要がある。 |
| 年齢性別所在 | 19歳女性、香川 |
受け口(反対咬合)は、遺伝的な原因が大きいため、親族で受け口の人がいるときは早めの受診がポイントです。成人してから治療を開始する場合、骨格の歪みを矯正するために手術が必要なときもあります。そのため、思春期に受け口(反対咬合)の傾向に気付ければ、治療の負担も軽減できるでしょう。