インビザライン矯正の治療期間は、一般的に「2~3年」と言われています。軽度の歯列矯正で短いときは、1年半程で終了する場合もあります。
しかし、治療期間はもともとの歯並びや状態によって大きく違います。「部分矯正か全体矯正」かによっても治療期間は異なり、さらに「歯の移動距離」「動かしたい歯の本数」にも左右されます。
インビザライン矯正は、「矯正期間」と呼ばれる歯を動かす期間と、「保定期間」と呼ばれる動かした歯を安定させる期間に分けられます。一般的に、「矯正期間」は1~2年、「保定期間」は1年程かかります。
インビザライン矯正には、得意・不得意な歯並びがあります。軽度の八重歯や出っ歯、前歯のねじれ、前歯のかみ合わせの矯正は得意であり、治療期間も短くなります。しかし、抜歯をしたケースやでこぼこ(叢生)の場合は、治療期間が長くなる傾向です。抜歯したケースやでこぼこ(叢生)のケースは、歯の移動距離が大きいため長期間の治療が必要となります。
治療を受けるだけではなく、自分が気を付ける事により計画通りに治療を終わらせるポイントがあります。
インビザラインのマウスピース装着時間は、22時間以上必要です。
食事の時に外したまま再装着を忘れたり、少しくらい…と気が緩むときもあるでしょう。しかし、1日22時間以上装着した場合を想定して複数のインビザラインを製作するため、装置が合わなくなる可能性が生じます。また、長時間マウスピースを外していると、歯が元の場所に戻ってしまうこともあるため、装着時間は徹底的に守りましょう。
マウスピース型矯正であるインビザラインは、ワイヤー矯正と比べて歯磨きなどの歯のケアがしやすいのがメリットです。しかし、歯のケアを怠って虫歯ができてしまったり、歯周病が進行したりした場合は、治療を中断して歯の治療が必要になります。また、虫歯治療後はマウスピースが合わなくなり作り直すケースも出てきます。そのため、しっかりと歯磨きや歯のケアを行って、矯正治療に影響のない状態を保つ必要があります。
治療が計画通りに進んでいるか、虫歯や歯周病は進行していないかなど定期的にクリニックに通ってチェックしてもらうと良いでしょう。必要があれば、マウスピースの微調整も可能です。