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インビザラインは保険適応される?

矯正治療は保険適用されるの?

矯正治療は基本的に「自費診療」です

歯列矯正は、健康保険が適応されず、基本的に「自費診療」となります。自費診療のため10割負担となり、治療方法にもよりますが100万円前後の費用が必要となります。

保険適応になる矯正器具

歯並びや歯の状態によっては保険適応となりますケースもありますが、保険を使う場合は使う装具にも制限があります。現在、インビザラインは保険適応外であり、もし保険を使用したい場合は、ワイヤー矯正など保険適応が認められている装具を選ばなければなりません。

保険適応になる歯列矯正

保険適応になる症例

保険適応になる症例は、厚生労働省が定める疾患を有している場合に限られます。疾患の代表的な例として、「先天性異常」「永久歯萌出不全による咬合異常」「顎変形症」が挙げられます。

先天性異常

先天性異常の疾患として、下記が挙げられます。

「永久歯萌出不全による咬合異常」

歯の生え変わりの時期は、6~12歳頃と言われていますが、永久歯萌出不全は永久歯が生えそろわない症例を指します。前歯の永久歯が3本以上生えておらず、歯茎を切開して歯が生えるのを手伝う埋状歯開窓術と歯列矯正を合わせて行う場合、保険適応となります。

「顎変形症」

顎変形症とは、骨格の異常によって噛み合わせが悪いケースを指します。外科手術を必要とする症例の歯列矯正は保険適応となりますが、歯列矯正のみで治療できる場合は保険治療の適応外となります。

保険適応になった時の費用

歯列矯正の相場は、100万円前後と言われています。保険適応となった場合は、3割負担となるため、「30万前後」となるでしょう。歯列矯正の場合は、事前支払いや分割払いを選べますが、保険適応の場合は治療を受けるたびに支払いとなる点に注意が必要です。

少しでも費用負担を軽減する方法

自費診療のインビザライン矯正ですが、少しでも費用負担を軽減するために「医療費控除」を検討してはいかがでしょうか。

医療費控除

医療費控除とは、治療費や交通費などが控除の対象となり、税金が一部戻ってくる制度のことです。保険適応外の治療費も対象となりますが、咀嚼能力など機能改善が目的の歯列矯正に限られます。控除を受ける前に治療費を払う必要がある点や、確定申告が必要な点に注意が必要です。

似たような制度に高額医療費制度がありますが、高額医療費制度の申請ができる矯正治療は保険適応のケースのみとなっています。